ママ薬剤師のおくすり分析とつぶやき

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子供に使える市販薬の裏話を「薬のプロ」がわかりやすく徹底解説!

生後3ヵ月から使える子供向け解熱薬の選び方。おすすめは?│ママ薬剤師が徹底解説

こちらの記事では、生後3ヵ月から使える子供向けの解熱薬をご紹介します。

日曜は小児科が開いてないからこの熱をどうにかしたい、いきなり熱が出てきたから今晩この熱をどうにかしたい!

そんなママ・パパへ効果の期待できる生後3ヵ月から使える解熱薬をご紹介します。

 

 

ドラッグストアやネットで購入できる子供向け解熱薬は?

ドラッグストアやネットで購入できる生後3ヵ月から使える解熱薬はシロップだけです。(他にもあるかもしれませんが、確認できていません。)

キッズバファリンシロップS、ヒヤこどもかぜシロップS、パブロンキッズかぜシロップ、宇津こどもかぜシロップA、ストナシロップA小児用があります。

対象は生後3ヵ月〜6才です。

ただ、どのシロップも解熱成分"アセトアミノフェン"量はとても少ないです。

主に、顆粒がごっくんできない子供向けです。

たとえ解熱成分が少なくても、1才未満に使用できる解熱効果が期待できる市販薬を常備しておきたい!という方のために、ママ薬剤師の独断と偏見でお薬を評価します。

 

キッズバファリンシロップS

解熱成分"アセトアミノフェン"が配合されており、その他の有効成分は1種類というシンプルなシロップです。

くしゃみ・鼻水・鼻づまりに効果はありますが、咳止め成分は配合されていないためご注意ください。

 

ヒヤこどもかぜシロップS

解熱成分"アセトアミノフェン"が配合されており、その他の有効成分は2種類です。

くしゃみ・鼻水・鼻づまりに効果がある成分と、咳に効果がある成分が配合されており、バランスのとれたお薬です。

咳止め効果も求める方には、こちらがおすすめです。

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パブロンキッズかぜシロップ

解熱成分"アセトアミノフェン"が配合されており、その他の有効成分は3種類です。

くしゃみ・鼻水・鼻づまりに効果がある成分と、咳に効果がある成分に加えて、痰を出しやすくする成分まで配合されています。

ママ薬剤師はシンプルなお薬が好みなので、解熱メインであれば有効成分はここまで必要ないかなと感じます。

 

宇津こどもかぜシロップA

解熱成分"アセトアミノフェン"が配合されており、その他の有効成分は4種類です。

くしゃみ・鼻水・鼻づまりに効果がある成分と、咳に効果がある成分2種類に加えて、痰を出しやすくする成分まで配合されています。

ママ薬剤師はシンプルなお薬が好みなので、解熱メインであれば有効成分はここまで必要ないかなと感じます。

 

ストナシロップA小児用

解熱成分"アセトアミノフェン"が配合されており、その他の有効成分は5種類です。

くしゃみ・鼻水・鼻づまりに効果がある成分、咳に効果がある成分、痰を出しやすくする成分に加えて、ビタミン、漢方まで配合されています。

ママ薬剤師はシンプルなお薬が好みなので、解熱メインであれば有効成分はここまで必要ないかなと感じます

ただ、ストナシロップだけ解熱成分"アセトアミノフェン"配合量が少ないため、解熱薬として使用する場合はご注意ください。

 

さいごに

子供向け解熱薬はかなりの品薄ですが、シロップは解熱のイメージが薄いせいか、まだ手に入りやすそうな印象です。(初回記事掲載時)

箱のパッケージに気を取られず、"アセトアミノフェン"がしっかり配合されているお薬を見つけてくださいね。