ママ薬剤師のおくすり分析とつぶやき

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子供に使える市販薬の裏話を「薬のプロ」がわかりやすく徹底解説!

ヒヤこども総合かぜ薬M 分析

参考:Amazon

「ヒヤこども総合かぜ薬M」を分析します。

 

 

ヒヤこども総合かぜ薬Mについて

効能・効果

かぜの諸症状(鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、せき、たん、のどの痛み、悪寒、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

 

対象年齢

1才~14才

1歳未満は服用しないでください。

2才未満の乳幼児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。

 

ヒヤこども総合かぜ薬Mの成分について

有効成分として、”アセトアミノフェン”、"クロルフェニラミン"、"チペピジンヒベンズ酸塩"、生薬が配合されています。

 

アセトアミノフェン”とは

アセトアミノフェン”によって、熱が下がり、痛みが楽になります。

 

"チペピジンヒベンズ酸塩"とは

脳の咳中枢に作用して咳をしずめ、痰を出しやすくします。

 

”クロルフェニラミン”とは

”クロルフェニラミン”によってくしゃみ・鼻づまり・鼻水が楽になりますが、眠くなってしまうことも・・・。

夜に眠くなるのはかまわないと思うのですが、日中はどうでしょうか?

一日のどのタイミングでヒヤこども総合かぜ薬Mを使うのが良いのか、様子をみてください。

 

生薬とは

生薬成分として"南天実エキス"が配合されています。

咳をしずめる効果があるそうです。

 

まとめ

「ヒヤこども総合かぜ薬M」に”アセトアミノフェン”が配合されていることに驚きました。

アセトアミノフェン”って、熱を下げるため子供が服用できる数少ないお薬なので、病院でも出されてます。

これは医者いらずの風邪薬かもしれません。

そして、なんだか添加物が多いな〜と思ったらまさかのメープルシロップ

これならおやつ感覚でごっくんできるかもしれません。

 

ただ、「ヒヤこども総合かぜ薬M」の説明書には「5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止」と書いてあります。

基本は1日3回なので、2日間で治ればよし、治らなければ「ヒヤこども総合かぜ薬M」は中止してください。

アセトアミノフェン”と"チペピジンヒベンズ酸塩"が配合されているので、自己判断での服用期間は確かにこの位が安全だと思います。

 

参考サイト

以下のサイトを参考にさせていただきました。

ヒヤこども総合かぜ薬M | 樋屋製薬株式会社・樋屋奇応丸株式会社Amazon 楽天