「ヒヤこどもせきシロップN」を分析します。
ヒヤこどもせきシロップNについて
効能・効果
せき・たん
対象年齢
3ヵ月以上15未満
3ヵ月未満は使用しないでください。
2才未満の乳幼児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。
ヒヤこどもせきシロップNの成分について
有効成分として、"クエン酸チペピジン"、"メチルエフェドリン“、"グアヤコールスルホン酸カリウム"、"クロルフェニラミン"が配合されています。
"クエン酸チペピジン"とは
脳の咳中枢に作用して咳を鎮め、痰を出しやすくします。
"メチルエフェドリン“とは
気管支を広げることで咳を鎮めてくれます。
ただ、交感神経が刺激されるので興奮してしまうことも・・・。
むやみやたらと元気になってしまう場合は、"メチルエフェドリン“のせいかもしれません。
"グアヤコールスルホン酸カリウム"とは
痰を出しやすくします。
咳を抑えると、体の外へ出す方が良い痰を、咳と共に出しにくくなるため、"グアヤコールスルホン酸カリウム"が役立ちます。
"クロルフェニラミン"とは
アレルギーが原因の咳まで鎮めてくれますが、眠くなってしまうことも・・・。
夜に眠くなるのはかまわないと思うのですが、日中はどうでしょうか?
一日のどのタイミングで使うのが良いのか、様子をみてください。
まとめ
こんなに咳止め効果の期待できるお薬が、子供向けの市販薬として売られていることに驚きました。
そして、謎のマスクメロン味。笑
パッケージのリラックマといい、子供とママを意識しているようです。
ただ、「ヒヤこどもせきシロップN 」の説明書には「5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止」と書いてあります。
基本は1日3回なので、2日間で治ればよし、治らなければ「ヒヤこどもせきシロップN」は中止してください。
咳の原因が単なる風邪でない場合は、医療機関へ受診することをお勧めしたいので、妥当な注意書きだと思います。
おすすめの使い方は、「ヒヤこどもせきシロップN 」を常備しておいて、子供が咳で眠れないときに飲ませてあげることです。
しっかり寝てもらって、次の日に回復すればひと安心です。
回復しない場合は、もう一日様子見?
それは、お子様の体調を見て判断してくださいね。
参考サイト
以下のサイトを参考にさせていただきました。
ヒヤこどもせきシロップ リラックマ | 樋屋製薬株式会社・樋屋奇応丸株式会社