参考:Amazon
「のどぬ~るスプレーキッズC」を分析します。
ただ、「のどぬ~るスプレーキッズC」は「のどぬ~るスプレーB」とほぼ同様の有効成分が配合されているため、かなり似かよった内容となっています。
ご了承ください。
のどぬ~るスプレーキッズCについて
効能・効果
のどの炎症によるのどのあれ・のどのいたみ・のどのはれ・のどの不快感・声がれ
対象年齢
2才未満の乳幼児は✕
(商品名にキッズとあるので要注意!)
のどぬ〜るスプレーキッズCの有効成分について
有効成分として、”ポビドンヨード”が配合されています。
”ポビドンヨード”とは
"ポビドンヨード"は"ヨウ素"の化合物で、ポリビニルピロリドンという成分とヨウ素から合成されており、"ヨウ素"の1/10のヨウ素量に相当します。
”ポビドンヨード”には殺菌消毒作用があり、痛い喉のウイルス・菌を殺菌します。
ただ、"ヨウ素"とは異なり、"ポビドンヨード"の新型コロナへの効果は確認されていませんが、"ヨウ素"と混同されているせいか、とても良く売れているみたいですね。
”ヨウ素”の短時間での各種ウイルスへの不活化効果を確認 | 小林製薬株式会社
”ヨウ素”は昆布・ひじきなどの海藻類から摂取できるため、「のどぬ〜るスプレーキッズC」を飲み込んでしまう分には問題はなさそうです。
下記、成分分析を細かく記載していますので、興味がわく方のみご覧下さい。
「のどぬ〜るスプレーキッズC」は100mL中”ポビドンヨード”が0.45g(=450mg)配合されています。
ワンプッシュ約0.1mLなので、「のどぬ〜るスプレーキッズC」ワンプッシュで”ポビドンヨード"を0.45mg飲み込むことになります。
"ポビドンヨード"0.45mgは、"ヨウ素"0.045mgに相当します。
一方、厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準」では、”ヨウ素”は推定平均必要量が1日0.095mg、推奨量が1日0.13mgとされています。
結論、「のどぬ〜るスプレーキッズC」だけでは"ヨウ素"の過剰摂取にはならないですね。
まとめ
「のどぬ〜るスプレーキッズC」の使い方としては、外出時とても気になる場合、その場でスプレーする方法があります。
店頭備え付けのよくわからない成分の消毒によって皮膚の常在菌を殺してしまうより、のどスプレーの方がよほど効果的だと思います。
ただ、環境省によると、日本では、海藻や魚介類を多く摂取する食習慣があるため、必要量に対して十分に”ヨウ素”を摂取しているそうです。(1日約1~3mg)
既に足りている”ヨウ素”を例え"ポビドンヨード"の形でも、必要量以上摂取してしまうことに抵抗がなければ、「のどぬ〜るスプレーキッズC」を「喉の炎症による喉のあれ・喉のいたみ・喉のはれ・喉の不快感・声がれ」目的でご使用ください。
最後になりましたが、薬の説明書には「5〜6日間使用しても症状が良くならない場合は中止」と記載されてます。
「のどぬ〜るスプレーキッズC」は、常備しても常用するものではないということを忘れないようにしてくださいね。
参考サイト
以下のサイトを参考にさせていただきました。
のどぬ~るスプレー キッズC - 小林製薬株式会社(Amazon )