ママ薬剤師のおくすり分析とつぶやき

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子供に使える市販薬の裏話を「薬のプロ」がわかりやすく徹底解説!

子供向け咳止めの選び方。おすすめは?|ママ薬剤師が徹底解説

「鼻水などの症状はないけど、咳だけが残っている」

「熱はもう下がったのに、咳が出ていると保育園(幼稚園)に行かせづらい」

そんな場合に、市販薬で咳が抑えられると、とても助かりますよね。

今回は、子供向けの咳止めを服用できる年齢別にご紹介します。

生後3ヵ月~、1才~、5才~に分けて解説しますので、市販薬の咳止めが気になるママパパは参考にしてくださいね。

 

 

生後3ヵ月から使用できる咳止め

ドラッグストアやネットで購入できる生後3ヵ月から使用できる「咳止め」はシロップだけです。

今のところ、宇津こども咳止めシロップA、キッズバファリンせきどめシロップ、小児エフストリンシロップ、ヒヤこどもせきシロップNが確認できています。

但し、「2才未満の乳幼児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。」とあるので、ご注意ください。

 

咳止め効果の高い順に並べてみた

咳止め効果が期待できる順に並べてみました。

宇津こども咳止めシロップA>
キッズバファリンせきどめシロップ=
小児エフストリンシロップ>
ヒヤこどもせきシロップN
注:咳止め成分の配合量より検討

 

ただ、痰が絡んだ咳には、この4つの中ではヒヤこどもせきシロップが最も期待できる印象を受けました。

 

1才から使用できる咳止め

ドラッグストアやネットで購入できる1才から使用できる「咳止め」は、宇津こどもせきどめが確認できています。

但し、「2才未満の乳幼児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。」とあるので、ご注意ください。

 

5才から使用できる咳止め

ドラッグストアやネットで購入できる5才から使用できる「咳止め」は、ヒヤこどもせきどめチュアブルが確認できています。

 

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は、子供向けの咳止めを、服用できる年齢別に生後3ヵ月~、1才~、5才~に分けてご紹介しました。

「熱はもう下がったのに」「すっかり元気になったのに」

咳が出てるから保育園(幼稚園)に行かせづらい!!

お仕事も大事なママパパのお役に立てれば幸いです。