今回は、パブロンキッズかぜシリーズの選び方をご紹介します。
パブロンの子供用かぜ薬って、実は、シロップ、微粒、錠の3種類あるって知ってますか?
基本は対象年齢のお薬を買えば大丈夫なのですが、なぜか対象年齢がかぶっているお薬があります。
今回は、ママ&薬剤師の立場から、「パブロンキッズかぜシリーズ」を、薬の飲み方、値段、有効成分量等から徹底解説します。
パブロンキッズかぜ薬の違い
3種類のパブロンキッズかぜ薬を年齢別に表にしました。
どのパブロンキッズかぜ薬を買えばいいか迷うのは、1才〜10才未満だということが判明したので、各年齢別に検討します。
1才〜5才未満の選び方
1才〜5才未満の場合、シロップ、微粒の2つの選択肢があります。
利便性で選ぶ
それぞれの1回量を年齢別に表にしました。
常備薬とするなら、断然「パブロンキッズかぜ微粒」ですね。
何故なら、シロップは開封すると6ヵ月で1瓶ポイ、微粒は2日でポイですが、開封済みの微粒は普通は1包だけです。
ということは、シロップならば半年ごとの買い替え、微粒ならば使用期限が切れるまで買い替えが必要ないからです。
薬の成分量で選ぶ
熱に効く"アセトアミノフェン"と鼻水に効く"クロルフェニラミン"の1日量を年齢別に表にしました。
(咳止め成分はシロップと微粒で異なるため比較していません。)
常備薬とするなら、断然「パブロンキッズかぜ微粒」ですね。
何故なら、微粒の方がどちらの成分量も多いからです。
ただ、微粒で日中の眠気が気になる場合は、"クロルフェニラミン"量を減らすと解決するかもしれないため、「パブロンキッズかぜシロップ」もありかもしれません。
5才〜6才未満の選び方
5才〜6才未満の場合、シロップ、微粒、錠の3つの選択肢があります。
利便性で選ぶ
それぞれの1回量を表にしました。
錠剤が服用できるなら、断然「パブロンキッズかぜ錠」ですね。
何故なら、シートから錠剤を取り出すだけで服用できるため、楽!そして、1回量の値段もお得だからです。
薬の成分量で選ぶ
熱に効く"アセトアミノフェン"、鼻水に効く"クロルフェニラミン"、咳に効く"チペピジンヒベンズ"の1日量を年齢別に表にしました。
(シロップの咳止め成分は微粒・錠とは異なるため比較していません。)
常備薬とするなら、「パブロンキッズかぜ微粒」「パブロンキッズかぜ錠」のどちらかですね。
何故なら、微粒、錠は全ての成分量が同等で、シロップよりも多いからです。
ただ、微粒や錠で日中の眠気が気になる場合は、"クロルフェニラミン"量を減らすと解決するかもしれないため、「パブロンキッズかぜシロップ」もありかもしれません。
6才〜10才未満の選び方
6才〜10才未満の場合、微粒、錠の2つの選択肢があります。
利便性で選ぶ
服用方法と1回量の価格を年齢別に表にしました。
錠剤が服用できるなら、断然「パブロンキッズかぜ錠」ですね。
何故なら、シートから錠剤を取り出すだけで服用できるため、楽!そして、1回量の値段もお得だからです。
薬の成分量で選ぶ
熱に効く"アセトアミノフェン"、鼻水に効く"クロルフェニラミン"、咳に効く"チペピジンヒベンズ"の1日量を年齢別に表にしました。
咳が出ているのであれば、断然「パブロンキッズかぜ錠」ですね。
何故なら、錠の方が咳に効く成分量が多いからです。
ただ、日中の眠気が気になる場合は、錠・微粒の眠くなる成分"クロルフェニラミン"が同量のため、お薬を止めるか我慢するしかありません。
まとめ
結論が出ました。
錠>微粒>シロップの順に、選ぶのがベストです。
眠気が気になる場合は、ワンランク変えるイメージで調整することをおすすめします。
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最後に
病院や薬局でもらえるお薬は今とても品薄です。
理由はお粗末な印象ですが、あおりを受けて市販薬もそのうち店頭に並ばなくなるかもしれないし、ネットで購入できなくなるかもしれません。
そうなってしまう前に、最低限の市販薬は常備しておくことを強くおすすめします。
この記事が、皆様のお役に立てれば大変うれしく思います。